エアコンからポコポコ音が…原因と対処法!故障ではありません!

どうもこんにちは。
エアコン職人さかなです。

先日、知人からこんな相談を受けました。

『エアコンからポコポコ音がするんだけど、これどうしたらいいの?』っていう相談だったんですけど、エアコンのポコポコ音は故障ではなく、機密性の高い住宅などでは割とよく起こる現象です。

そんなに珍しいことでもありません。

その原因ですが、機密性の高い住宅などでは、お部屋の中と屋外との空気の通り道があまりないので、気圧の違いによって屋外の空気がエアコンの内部を通って、室内に入ってこようとするときに起こります。

エアコンというのは冷房を使うと、室内機から「結露水」が出てきます。

この「結露水」はドレンパンという部分を通って、ドレンホースを通って屋外に排出されるのですが、そのドレンホースは直径14mmくらいしかないので、水が流れると空気の通り道すらなくなってしまう場合があるんですね。

で、結露水で満たされたドレンホースの中を空気が強引に入ってこようとするので、その空気が結露水を通り抜けた時の水が弾ける音が『ポコッ』となるんです。

ちょうど、お湯が沸騰した時のような音です。

『ポコポコッ』と音がするので結構気になるんですよね。笑

つまり、ぽこぽこ音の原因は〝ただ空気が入ってきている音〟なので、別に故障でも異常でもなんでもありません。

ちなみに、暖房の時は音はなりません。暖房の時は、室内機からではなく室外機から水が出る仕組みになっているので、室内機から水が出る夏の冷房時にのみ起こる現象だと言えます。

では、続いてその対処法をご紹介していきます。

対処法はただ一つ、『おとめちゃん』を呼ぶ。

すいません、『おとめちゃん』っていうのが本当にあって、正式名称は『エアカットバルブ』って言うんですけど、そちらを装着することでぽこぽこ音が解消します。

↓↓↓製品はこんな感じです↓↓↓

装着方法は簡単で、屋外のドレンホースの地面から30cmほど上に取り付けるだけです。

ハサミでドレンホースを途中から切って、おとめちゃんを下からぶっ挿し、さらに下からドレンホースをぶっ挿して接続部をテープでぐるぐる巻いて終了です。

ちょうど、ドレンホースの中間に『おとめちゃん』が収まっていれば大丈夫です。

ちなみに取り付け方法は動画でも解説しておりますので、動画でご覧になられたい方はこちらを参考にしてみてください。

『おとめちゃん』自体は500円くらいで買えますし、自分で難しそうだったら、エアコンを取り付けてくれた業者さん、エアコンを購入した家電量販店に連絡すれば取り付け工事に来てくれます。

しかしその場合、工事自体に2000円程度、さらにもしかしたら出張料で2000円くらいかかるかもしれません。

『おとめちゃん』は標準工事には含まれませんので当然お金がかかります。

プロに頼むとなると、だいたい2〜3000円くらいかかると思ってもらったほうがいいです。

ですので、500〜600円で済むのであれば自分で取り付けちゃったほうがいいかもしれませんね。

では以上です!『エアコンからぽこぽこ音がする時の原因とその対処法』でした!ありがとうございました!

Aircon Mediaでは「Air-concierge」(エアコンシェルジュ)をコンセプトに、『10年間の快適な空間』をお約束しています。高品質な工事はもちろん、10年間の製品保証ときめ細やかなアフターサービスを心がけてますので、エアコン工事で失敗したくない方はぜひ、Aircon Mediaにお任せください。

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