エアコン室外機の防振ゴム料金と作業内容、効果について職人が直接解説

どうもこんにちは。
エアコン職人さかなです。

今日はエアコンの『防振ゴム取付工事』について、料金とその内容を解説していきますが、まず最初に注意点としてお伝えしておきたいのが、これからお伝えすることは、あくまで一般的な業界標準の話であり、その基準として、大手家電量販店の金額を参考にしているという点です。

なので、当然、依頼する工事屋さんによって、多少、内容や金額が変わることがあると思います。

こちらの記事でお伝えしていることが、実際には「必ずしもそうとは限らない」ということをご了承くださいませ。

よろしくお願いします。

防振ゴムとは?

エアコンの室外機には圧縮機と呼ばれる部品があり、その圧縮機が稼働していると室外機が振動します。

多少の音も出ますし、同時に熱交換用のファンモーターも動くので、ファンとモーターの振動も同時に発生します。

例えば、室外機を地面置きにする場合などでは問題ないのですが、室外機をベランダ置きにするとその振動が建物と共振して、地面置きと比べて振動音が大きく感じるような場合があります。

防振ゴムとは、そのようなときに室外機の足の下に敷くゴムで、室外機の振動と音を軽減してくれるものです。

防振ゴムの敷き方と料金

防振ゴムは一般的に、室外機の足の下に敷きますが、室外機の足にはプラスチックブロックやタイガーベースと言われる、コンクリート製のブロックに固定してある場合が多いので、厳密にはそのブロックとフロアの床面との間に敷きます。

防振ゴムもゴムならなんでもいいというわけではなく、エアコン専用の防振ゴムを使うことで、振動と振動音を軽減してくれます。

室外機の足の四隅に敷く場合もありますし、室外機の右足と左足に2枚ベタっと敷く場合もあります。

料金は、一般的に大手家電量販店では、防振ゴムを四隅に置く方法では1650円ほどで、右足と左足にベタっと敷く場合では材料をたくさん使いますので、3300円になります。

家庭用のルームエアコンであれば、四隅にゴムを敷くだけで十分だと思います。

業務用の大きなエアコンですと、もしかしたら2枚方式の方がいいかもしれません。

いずれにしても、建物との共振があるかどうか?がポイントですので、室外機ベランダ置きだからといって、必ず防振ゴムが必要になるというわけでありません。

なので、エアコンを入れ替えるときに、前回は振動音が気になったから、今回はゴムを敷いてみるか。程度の判断でいいと思います。

あまりにも大きな振動音だと、そもそもエアコンの初期不良ということも考えられますので、それはメーカーサービスを手配した方がいいと思いますが、普通の振動音であれば特に問題あるわけではありませんし、それによってエアコンが故障するということもありません。

ぶっちゃけ、「使用する人の気持ち次第」みたいなところもあります。

ということで、エアコンの防振ゴムの解説でした。
どうもありがとうございました。

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