ダイキンが大好きすぎて。プロの職人が評判やうるさらについて語る

どうもこんにちは。
エアコン職人さかなです。

ダイキン最高!

もしあなたが、ダイキンの評判を知りたいだとか、ダイキンの製品ってどうなの?と思っているのであれば、この記事を最後まで読んでいただければほとんどの知りたいことは解決するでしょう。

今日はダイキンのエアコンがどれだけ素晴らしいか、良いところも悪いところも全てひっくるめて、エアコン職人である僕が知っていることを熱く語ろうと思います。

プロがダイキンをおすすめする理由、どんな機種がおすすめなのか、他メーカーとの違い、そこらへんのブログに書かれていることを信じてはいけません。

僕はエアコンを売りたくてこの記事を書くのではありませんし、どこかの誰かに言われたから書くのではありません。

1人の職人として、空調業に関わる人間として、心からダイキンを応援するからこそ、ダイキンの素晴らしさをもっともっと多くの人に知ってもらいたいから語るだけです。

都合の良いことばかり並べ立ててもダメでしょ?

だから本心で語っていきますよ。よろしくお願いします。

プロの職人からみたダイキンのエアコン

〝エアコンのメーカーってどこが良いんですか?〟

エアコンの仕事をしていて、そんなことをこれまでに何度も聞かれてきました。

僕の答えはいつも同じで、「ダイキンか三菱電機を買ってください」こんな風にお答えしてます。

その理由は、作りがしっかりしているから、リコールが少ないから、壊れにくいから、取付しやすいから、サポートがしっかりしているから、会社として好きだから。

と、色々と理由を並べ立てることはできるのですが、とにかく「信頼できる」という一言なんですよね。やっぱり、毎日エアコンを取付けているとわかるんですよね。

エアコン本体の材料とか、質感とか、重さとか、そういう感覚ってすごい大事だと思います。

やっぱり信頼できないメーカーのエアコンってなんか軽いんですよ。本当に。笑

信頼できるメーカーのエアコンはなぜかズッシリと重たいし、物理的にも精神的にも重たさを感じることができるんですね。

ダイキンのエアコンは重たいし作りがしっかりしているイメージで、この僕の感覚はあながち間違ってもいないと思っていて、僕はエアコン職人が集まるオンラインサロンを運営しているのですが、そこにいる数百人の職人に聞いてもやはりみんなダイキンか三菱電機が良いと言います。

毎日、エアコンを肌で感じているプロがそうやって口を揃えて言うんだから間違いないですよね。

空気清浄とかお掃除機能は本当にゴミ機能

これはダイキンに限ったことではないのですが、空調業界の本当によくないところです。

  • ダイキンならストリーマ
  • Panasonicならナノイー
  • シャープならプラズマクラスター
  • 三菱ならピュアミスト
  • 富士通ならプラズマ空清

などなど、揃いも揃ってなんの意味もないアホくさい機能てんこ盛りで見てるこっちが恥ずかしくなります。

ハッキリ言って空気清浄なんて全くできてませんからね。その証拠に、室内機のファンのところを見てみればわかりますよ。しっかりカビが付着してるじゃないですか。

空気清浄するくせに室内機のカビは抑えられないんですかね、カビの菌を撒き散らしておいて、「カビ菌と空気清浄は別ですから」とか言うんですかね。

どれだけ空気清浄してるかも怪しいし、もし仮に空気清浄しているとして、じゃあ、空気清浄してきれいになった空気をカビだらけのファンで送風したら意味なくないですか?って思いませんか?

そんな空気清浄なんて全く意味がないじゃないですか。

これはもう、日本の空調業界の悪き習慣であり、このメーカーたちの不毛な研究開発を止めるためには消費者が賢くならないとダメです。

「そんな意味のない機能を搭載した無駄に高い機械なんて絶対に買いませんよ」という消費者が世の中に増えていけば、空調メーカーもそんなアホな機械を作らなくなりますので、これを機に知っておいてください。

ちなみに業務用のエアコンにはこういう空気清浄機能とか一切ついていないんですが、なぜだかわかりますか?

それは、購入するお客さんも建築業界の人が多いし、半分プロみたいな人が買って取付けるので、「無駄な機能つけるくらいなら本体安くしろ」と言われることが目に見えているからです。

ちなみに住設型番と言って、そういう建築関係者向けのエアコンがあって、住設型番のエアコンには脱臭フィルターとかが付属されていません。

それも理由は同じで、「無駄な機能つけるくらいなら本体安くしろ」と言われるので、脱臭フィルターとか意味のないものは一切付いていない代わりに本体の金額が安くなっているんです。

このように、業務用エアコンや住設型番には付いていなくて、一般消費者向けのエアコンにはついているものがあります。それって、結局、意味ないものを付属させてエアコン本体の単価を上げたいだけなんですよね。

だからもっと一般消費者は賢くならないといけないし、こういう「本当の情報」にもっともっと触れていかないといけないと思うんですよね。

「空気清浄機能がついてるなんて素敵!」と思われるかもしれませんが、そんなものになんの意味もないことをプロの人たちは知っています。騙されてはいけません。お掃除機能も同じです。

プロの人たちって、自宅のエアコンにはお掃除機能がついていないものを選ぶんですよ。

なぜなら、お掃除機能やその他の不要な機能が増えるほど、必要な部品の数が増え、必要な部品の数が増えれば増えるほど、故障する確率が増えるからです。そして、お掃除機能に大した価値なんてないということを知っているからです。

なので、多機能なエアコンよりも、シンプルなエアコンの方が故障する確率は減ります。部品数が少ないので当然のことなんです。

そしてこれは、ダイキンに限ったことではなく、全メーカーに共通して言えることなのですが、空気清浄とかお掃除機能とか言って、全く意味のない機能で消費者を騙すのは、個人的に本当によくないと思うので、ダイキンがそういう製品を作らなくなれば、もっとダイキンのことが好きになるのになぁと個人的には思っている次第であります。

世界の空調をリードする会社、それがダイキン工業

日本が世界に誇る会社って、たくさんあると思うのですが、その代表格として、「トヨタ自動車」が挙げられると思います。

トヨタは現在、売上、利益率、ダントツの日本トップ企業ですが、実は世界的には「脱ガソリン車」の方向で舵を切っていて、2030年にはガソリン車の新車販売を禁止する法律を制定する国が増えてきました。

ということは、トヨタ自動車もEV車への方向転換を余儀なくされるわけなのですが、これまでガソリン車に頼ってきたトヨタ自動車は、EV車の開発においては世界からかなり遅れをとっているんです。

そうなると2030年にむけて、トヨタ自動車の売上はどんどん下がっていく一方で、近い将来、「世界に対抗できる日本企業」ではなくなります。

そこで、「世界に対抗できる日本企業」として登場するのがダイキン工業です。

ダイキン工業の時価総額は現在8兆5000億円で、日本の時価総額ランキングでは12位前後となっています。

時代の変化とともに、時価総額ランキングもかなり変動するかと思いますが、今後、10年でダイキンはさらに業績を伸ばすことでしょう。なぜなら、今後、世界に通用する日本企業が他にいないからです。

近い将来、トヨタ自動車は日本一の座をキーエンスに奪われるでしょう。

あとはソニーとか、NTTとか、ソフトバンクとか、UFJとか、国内止まりの企業ばかりです。

ダイキンはもうすでに、世界160ヵ国以上の国で製品を販売しており、世界中での従業員数は8万人を超えていて、世界の他企業もどんどん買収し、確実な世界進出をもうすでに果たしています。

もちろん、数ある空調メーカーの中で世界シェアは1位、当然、売上も1位で今後はさらにその地位は揺るぎないものになるでしょう。

あと10年後には、世界中で知られる日本企業としてその名を世界にとどろかすでしょうし、今のトヨタ自動車と同じような扱いを受けることになるのは間違いありません。

「将来性」という意味では、現在、日本で最も期待値の高い企業がダイキン工業ではないでしょうか?

産業用ロボット開発のキーエンスも時価総額ではダイキンより上ですが、世界シェアという意味ではまだまだ30%前後で、世界一ではありません。

僕は、トヨタ自動車が倒れてからは、ダイキン工業は日本を背負う企業になると思っています。つまり、ダイキンの空調技術が日本を救うことになるんです。

世界的にSDGsなどで地球環境や資源、クリーンエネルギーについての議論がなされています。一般の方が思っている以上に、空調、つまり、「フロン」というキーワードは大きな問題となっています。

地球温暖化やオゾン層破壊の最たる原因として、空調に使われる「フロン」が原因の一つとされていますし、地球規模で取り組まなくてはならない問題として、空調業界が乗り越えるべき課題は山ほどあります。

地球の将来を担っていると言っても過言ではない空調業界、その空調業界のトップを走るリーダー的存在がダイキン工業です。

どうでしょうか?

これからの日本の未来を見据え、地球の環境問題のことを考え、僕と一緒にダイキン工業を応援しませんか?

たった一人では大きな問題は解決することはできませんが、「ダイキン製のエアコンを買う」という選択をすることで、自分の意志を託すことはできます。

エアコンなんて結局は冷えればいいんですから、どれを買っても同じです。どれを買っても同じなら是非、ダイキンを選びましょう。

「うるさら」について

『世界初!無給水加湿ができるエアコン!』

ということで、うるるとさららシリーズが1999年に販売開始され、その歴史ももう20年以上の月日が経ちました。

世間の評判は上々のようですが、エアコン職人という立場からするとちょっと複雑です。

「加湿ができるエアコン」ということは、メインの用途としては、冬場の乾燥する時期に使うものだと思います。

だって、日本の夏はジメジメしてますし、当たり前に湿度も高いですし、加湿をするまでもなく、もうすでに加湿されてますから、使うのは冬場の乾燥している時期だと思うんですね。

例えば、寝室に「うるさら」を設置するとしましょう。湿度って、温度が低いと飽和水蒸気量の関係で空気中に蓄えられる水分は少なくなります。

その状態でエアコンの暖房をかけると、室内の気温が上がるので、湿度はさらに下がってしまうという関係にあります。

なので、冬のエアコン暖房は特に乾燥するのですが、この「うるさら」であれば加湿暖房ができますから、これは本当に空調業界としては画期的だと思います。

夜に寝ていて、暖房を使っていて、朝起きたら喉が乾燥しているとか、乾燥することによる免疫力の低下とか、身体にとって様々な悪影響が発生します。

普通なら加湿器を用意するところですが、毎日水を補給になければなりませんし、補給が面倒でスイッチが入れられなかったりします。

「うるさら」であれば完全無給水加湿ですから、そう言った手間も一切必要ないのもいいですし、加湿器と違って、エアコンと連動していますから、室温管理と湿度管理が同時にできることも非常に大きなメリットです。

冬場は乾燥するからと言って、加湿器を付けっぱなしにしてしまうと、今度は部屋の温度が下がった時に飽和水蒸気量が減って窓に結露水がつくんですよね。

この結露水が窓パッキンなどにカビを発生させることになりますし、窓枠の木部などを劣化させる原因にもなります。

そういう意味でも、本当に「うるさら」は素晴らしい商品だと思うのですが、僕らプロが少し微妙だと思うデメリットもあります。

それは、大気中に含まれる水分があまりにも少ない時期には、加湿機能がうまく働かないことです。

冬の一番乾燥している一番加湿して欲しい時期に、なんと加湿できない時があるんです。

こればかりは無給水システムを採用しているのでしかたのないことですが、大気があまりにも乾燥しているとそもそも水分を集めようがないんですね。無い袖は振れないのです。笑

それともう一点、お客さんには直接関係ないことなんですけど、室外機がめちゃくちゃ重たいから工事は苦労します。

室外機は重たいし、加湿ホースというホースが一本増えますから、さらにこれが工事を困難にします。プロの職人がうるさらを嫌がる理由、それは単純に『工事が大変だから』です。笑

しかし、やはり基本的にはいい商品だと思いますし、そうでなければ20年以上も販売するベストセラー商品にはならないですよね。ダイキン といえば「うるさら」、まさに看板商品なので、いい商品だと思いますよ。(工事はマジでやりたくないけど)

フロンR32冷媒について

ダイキンは世界の空調業界をトップを常に走り続けてきました。

第二次世界大戦から軍艦の冷凍機に採用され、戦後も冷凍、冷蔵、空調分野において、多大な貢献を世界にもたらしてきました。

ダイキンがこれまでに成し遂げてきた偉業、特に、「世界初」という偉業をこれまでに何度も達成してきました。

世界で初めて、空調機と冷媒開発を行う企業になりましたし、皆様がいつも乗っている電車に初めて冷房を設置したのもダイキンです。

皆様が日頃、快適な空調の下で仕事ができたり、大切な人と素敵な時間を過ごしているその背景には、ダイキンの空調にかける想いや情熱があったからなんです。

ダイキンは「R32」という新冷媒を開発しました。

エアコンというのはこの冷媒というものを使って、空気を冷やしたり温めたりしているのですが、人間にとって、ものすごく便利なものであると同時に、大気中に漏洩すると、オゾン層の破壊や地球温暖化を促進する懸念があり、環境破壊の大きな要因にもなっているんです。

なので、空調メーカーはなるべく大気を汚染せず、なるべく人体に害がなく、なるべく熱交換効率が良く、なるべく火災などがなく安全に取り扱うことができる冷媒を開発するために、日夜研究を重ねていますし、そこに多額の資金投資を行っているんです。

そして、今から約10年ほど前にダイキンが新しい冷媒を開発しました。

それがR32冷媒です。

これは正式にはフロンガスではなく、代替フロンと言われるもので、「地球に優しい」冷媒になります。

「地球に優しい」とは、具体的に言えば、「地球温暖化係数」と「オゾン破壊係数」のことで、「オゾン破壊係数」というのは、大気中に冷媒ガスを放出させると、地球の周りを覆っている「オゾン層」が破壊される割合のことを言います。

「オゾン層」が破壊されるとどうなるかというと、太陽から地球に降り注ぐ紫外線量が増え、地球に暮らす生物に大きな影響があると言われています。

しかし、今は「代替フロン」というものになり、R 410A以降は「オゾン破壊係数」は「ゼロ」となっていますので、代替フロンでオゾン層が破壊される心配はなくなりました。

しかし、オゾン破壊係数がゼロだったとしても、地球温暖化に対しては代替フロンでも影響があるようで、その数値はR 410Aで「2090GWP」R32で「675GWP」となっています。

つまり、R32はR 410Aに比べて、地球温暖化係数は約1/3となっています。

ダイキンはこの地球に優しい新冷媒を開発し、そしてなんと驚くべきことに、この新冷媒の特許を全世界に無料開放したのです。

つまり、「世界の皆さん、一緒に地球環境のことを考えていきましょうね!」というダイキンからのメッセージなんですよね。

これには国内海外問わず、全世界の空調メーカーが驚きました。

だって、自社で多額の研究開発費を投資して、やっと出来上がった新冷媒を、「みんな〜無料で使っていいよ〜!」っておかしいですよね。

研究開発にかかった人件費やその他のコスト、研究室の建設費やもろもろのことが全部赤字です。しかし、こういうところに企業としての器って表れると思うんですよね。

目先の損得を超えたところに、真の企業としての在り方があると思います。

ダイキンの企業スローガンをご存知でしょうか?

『空気で答えを出す会社』です。

だから、ダイキンは本気で地球環境のことを考えているし、これから世界規模で起こるであろう環境問題、ガソリン規制、脱炭素、地球温暖化問題・・・これらに対して、「空気で答えを出そう」と、そう言ってるんです。

これらの人類が必ず解決しなければならない問題に対して、日本を代表する企業として、世界の空調業界を牽引するリーダーとして、ダイキンはその行動をもって全世界に意志を表明しています。

その姿に僕は大きく心を揺さぶられますし、同じ空調業界の一員として、ダイキンを応援したいし、微力ながら、一緒に環境問題に取り組んでいきたい。そう思っています。

ダイキンが開発したR32冷媒は現在、全世界の全メーカーの空調機に採用されていて、これにより、人類は地球温暖化対策に大きな一歩を踏み出しました。

ダイキンのおかげで、空調機から発生する地球温暖化係数が3分の1になり、2030年にはガソリン車の新規販売が規制されますから、フロンガスや排気ガスでの地球温暖化はほとんど止められるはずです。

空調、自動車とくれば、あとは「電力」です。

今ある世界中の火力発電所がなくなれば、これでもう地球温暖化の原因となる要素はほぼ消えます。

そしてきっと、そこにもダイキンみたいな企業がいて、原子力に代わるクリーンエネルギーが開発されることでしょう。そうなると本当に希望が湧いてきますよね。

皆様、どうか力を貸してください。

エアコンを買うならダイキン製品、ぜひ、他人事と思わずに、人類の一員として、先進国の一員として、一緒にSDGsに取り組んでいきましょう。

ダイキンが空気で答えを出すなら、我々は心で答えを出しましょう。

〝自分さえよければそれでいい…〟

そんなのダメです。それじゃあ世界平和も訪れないし、世の中から悲しい事件も減りません。

自分のため、大切な人のため、そして世界のために。心を持って生きていきましょう。

Aircon Mediaでは「Air-concierge」(エアコンシェルジュ)をコンセプトに、『10年間の快適な空間』をお約束しています。高品質な工事はもちろん、10年間の製品保証ときめ細やかなアフターサービスを心がけてますので、エアコン工事で失敗したくない方はぜひ、Aircon Mediaにお任せください。

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