エアコンのコンセント延長工事について内容と料金を職人が解説

どうもこんにちは。
エアコン職人さかなです。

今日はエアコンの『コンセント延長』について、料金とその内容を解説していきますが、まず最初に注意点としてお伝えしておきたいのが、これからお伝えすることは、あくまで一般的な業界標準の話であり、その基準として、大手家電量販店の金額を参考にしているという点です。

なので、当然、依頼する工事屋さんによって、多少、内容や金額が変わることがあると思います。

こちらの記事でお伝えしていることが、実際には「必ずしもそうとは限らない」ということをご了承くださいませ。

よろしくお願いします。

エアコンコンセントを延長する理由

エアコンのコンセントというのは、基本的には新築時の電気配線設計の段階で位置が決まっています。

当然コンセントは壁に埋め込まれているので、一度場所が決まれば、もうそこから動かすことはできません。

なので、コンセントは設計段階の位置決めがすごく重要なのですが、エアコンのコンセントともなるとさらに失敗できません。

なぜなら、普通の足元のコンセントであれば、延長コードを使えばどこの場所にコンセントがあっても問題なく使えます。

しかし、エアコンは延長コードの使用が禁止されていますし、エアコン本体のコードもそんなに長くはありませんので、逆に言えば、コンセントの位置でエアコンの位置が決まってしまうとも言えます。

では仮に、今のコンセントの位置ではなく、部屋の反対側にエアコンを設置したいと思ったらどうでしょうか?

延長コードも使えない、エアコン本体のコードも1mくらいしかないので届かない、でも、そこにエアコンを設置したくない。

そのような場合には、コンセントの方をエアコン設置位置付近まで延長する必要があります。

コンセント延長の工事手順と方法

コンセント延長には大まかに3つの方法があります。

  1. 室内露出配線
  2. 屋外露出配線
  3. 隠蔽配線

順番に説明していきます。

屋内露出配線

屋内露出配線とは文字通り、既設のコンセントを延長して、室内の天井の隅やカーテンレールの上などを配線し、エアコン設置位置付近まで延長する工事のことです。

手順は、コンセントの蓋を開けると中に電線がきていますから、その電線のブレーカーを落とし、延長する電線と既設電線を電気工事専用の圧着ペンチで接続します。

それからコンセントの蓋を戻し、電線を配線していきますが、屋内露出配線が一番金額が安い代わりに見栄えが悪いです。

『屋内露出配線』

延長する電線の料金は、大手量販店などでは1mごとに1100円程度、4mであれば4400円くらいかかります。

その電線の料金プラス、コンセントのカバーを新しくしたり、電源を圧着する電気工事代などで3300円、延長した先でコンセントも新しく取り付けるのでコンセント代2200円、

仮に4m延長したとすると、電線4m4400円、電源圧着工事3300円、コンセント代2200円、合計で9900円の追加料金となります。

内装が白のクロスなどで、配線が気になる方は、「モール」と言われる電線カバーみたいなものを付けることも可能です。

『配線モール 1100円 /1m』

屋外露出配線

次に、屋外露出配線ですが、こちらは既設のコンセントの背面に穴を開け、一度外壁の外に電線を出し、外まわしで配線してからエアコンの穴を利用して電源を室内に引込みます。

『屋外露出配線』

こちらの屋外露出配線だと、電線が紫外線や雨風に晒されるので、「屋外保護配管」というものを使います。

屋外は電線を保護する必要がありますし、電線の取り出し口には雨の侵入防止でボックスをつけますので、屋内配線に比べて割高になる傾向にあります。

仮に室内の直線距離で4m延長するとすれば、外回しの場合はプラス1〜2mになりますので、まず、電線6mで6600円、電源圧着とボックス取付工事で3300円、屋外保護配管5m5500円、合計15400円になります。

室内では室内露出配線と同じ距離の延長だとしても、屋外の方が少し金額は高くなりますが、室内に電線が露出しないというメリットもあります。

「屋内だろうが屋外だろうが見た目は同じじゃないか!」

というご意見もありますが、屋内に電線が露出することってあまりありませんが、屋外は電柱からの引き込みもあったりアンテナ線もあったり、他の露出配線も多数あるはずなので、個人的には屋内よりは屋外の方がまだ目立たないのかなと思っています。

隠蔽配線

隠蔽配線とは、天井の中や壁の中を配線することを言います。

この方法だと配線が一切露出することがないので、見た目的には一番きれいな配線方法です。

しかし、基本的に電線というのは建築時に壁が貼られる前に配線しておくものなので、壁が貼られてしまった後に配線しようと思っても無理です。

たまたま天井裏に入れるとか、古い日本家屋で天袋の上から屋根裏に上がれるとか、壁の中に電線を通すことができる隙間があるとか、かなり限られた条件が整っていないと無理なので、どんなに頑張っても隠蔽配線することができない場合もあります。

運よく隠蔽配線できればいいのですが、一番見た目がきれいな分、一番大変な方法なので、金額も一番高くなっています。

料金は条件によって大きく変わってしまうので、「要見積もり」ということになりますが、大体、1時間10000円だと思っていただければと思います。こちらは完全に技術料ですね。

隠蔽配線できるかどうか調べるだけでも30分以上かかる場合もありますし、天井裏に潜ったり床下に潜ったり、1時間以上かかる場合もありますので、仮に室内の直線距離で4m延長するとして、電線は少し余分に使いますので6mで6600円、隠蔽作業料は30分なら5500円〜、コンセント代が2200円、合計で14300円になります。

先ほどの屋外保護配管料金が15400円でしたから、場合によっては隠蔽配線した方が安く、きれいに仕上がる場合もあります。

ただ、それには「うまく配線できる場合に限る」という条件付きだということを覚えておいてください。

以上、エアコンのコンセント延長工事の解説でした。

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